スッキリ気分よく暮らすには?

夫・大学生男子と三人家族です。マンション暮らしのこと、憧れのシンプルライフ、家計管理のことなど。

190604 小学生の時は、お金をかける前に手間をかけた(教育費の考え方)

190604 小学生の時は、お金をかける前に手間をかけた(教育費の考え方)

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子育てにはお金がかかる、と言われています。

事実だと思います。
給与所得者の可処分所得が年々減っていると報道され、子育て世代の負担は増すばかり。

一人っ子でも「結構かかるもんだなぁ!」と感じているので、2人・3人育てていらっしゃる家庭は教育費だけでもまとまった金額になっておられることと思います。 
「もしお医者さんになりたくて、医大に行かせることになったら。。。」というような話も聞くけど、うちの子は小4くらいから、「医大はない」と確信していました。
 
子どもの好きなこと、才能のあることを、伸ばしてあげるのが親の務め。 
というのも一つの意見だけど、私達はあんまり「才能を伸ばす」とかって考えなかったなぁ。。。 
3歳までほとんどしゃべらなかったので、「○○を伸ばしてあげたい!」と思うこともなく。 
 
教育費にお金をかける・かけないは、ご家庭それぞれの考えによるところですが、 
うちはとにかく「ほどほど」を大切にしていました。
夫婦二人とも大学まで出してもらったので、それは応援したいと思うけど。 
あとは自分で考えて、「やりたいこと」と「実現する方法」を見つけてほしいです。 
「それじゃぁ、親として甘い」と言われるのかな。

もともと子どもに要求するハードルが低いので、子どもの状態にも不満を持ったこともありません。 
小学生の時は、毎日元気いっぱいに登校し、思い切り遊んで、
病気もせず、お友達ともホントに仲良くて、子どもの楽しそうな様子を見るのは親としても嬉しかったです。
小学生の仕事は、『遊ぶこと』だと思っているので、とことん遊びつくして欲しいと思ってました。 
(片づけないことだけが不満だったかなぁ。。。部屋がすぐグチャグチャになって。
今もうちの子の課題だと思っています。) 
 
小学生の間は、一緒に新聞を読んだり、宿題についての考えを話し合ったり、そんな時間は大切にしていました。フルタイムで働いていたので忙しかったですけど、忙しい毎日だからこそ、たとえ10分でも(何かしながらじゃなく)話をする時間は大事だなーと。

小4の時、算数の宿題で悪戦苦闘していたうちの子。 
角度の問題だったのですが、分度器を上にしたり下にしたり、はたまた自分の頭をナナメにしたりと、大変困っておりました。 
 
「どこ見たらいいのか、わかんない!」なんて言うんです。
私が、 
「まず落ち着いて、だいたいの見当をつけることが大事。 
180度より大きいか小さいか、90度より大きいか小さいか、考えてから測ってみて。」 
とヒントをだしたら、 
『ひらめき』があったみたいで、スイスイと解答を埋めていました。 
 
その次の日、
「僕、算数のテストで100点だった。ママが教えてくれたから、もう迷わなかった。」って♪♪ 
ピカピカ光るような誇らしげな顔、やっぱり私は、盲目的にお金をかけるより、こんな瞬間をたくさん見たいと実感しました。 
すべてを塾に外注していたら、あんな気持ちにはなれなかったことでしょう。
いつかは全面的にプロに頼る日が来ると思うので、今できることは自分達でやりたいなーなんて考えていました。

今、子どもが高3になって、我が家にとって正しい選択をしたんだなと実感しています。高校生の数学は難しいのでアドバイスなんてできないので、、、

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