210125 エクセル本レビュー② Excel最強の教科書(藤井直弥さん・大山啓介さん)
去年エクセル本をまとめて4冊購入した。
レビューを書いてみたいと思います。本日は2冊目。
著者の方が二人組(?)だからか、とてもバランスよくさまざまな情報が網羅されている1冊だと思います。
1冊きちんと読めば大抵のことはできるようになるのではないでしょうか?
知らない関数いくつかあって、「ふーーーん」と思いながら見てました。
あまり珍しい関数を使うと、後から書類を見たり修正する人がわからない可能性がある。なので私が使う関数はそんなに多くない。この本で初めて知ったような関数は今後も使う可能性は低いかも。。。
ページ数が多いので、最初から最後まで通して読むのも時間がかかると思います。(私は読みましたけどね。)わからないところを調べる本として手元に置いたり、会社の部や課で閲覧用に共用棚に置いておくというのにはピッタリ。
27ページに面白いことが書いてあった。
私が愛用しているフォントメイリオについての記載。メイリオはファンが多いけど、ビジネスとして使うにはカジュアルだから使わない方がいいというようなご意見だった。
私は自分用の書類はすべて100%メイリオを使っています。とにかく読みやすいので。
メールはMSゴシックですね。自分のこだわりとして、プロポーショナルフォントは使わないようにしています。(数字の桁が揃わなくなるから)
標準搭載されている游ゴシックは大嫌いです(笑)
エクセルはデフォルトではあまり見やすくない。この本でも、行の高さやフォント、文字の大きさを変更することが推奨されていた。行の高さを変更して書類を作ることは、もっともっと浸透していてほしいと思う。ギュウギュウに文字や数字が詰め込まれた書類は、読む前から脳みそがうんざりしているのがわかるから。
エクセルの機能としては可能でもやらない方がいいことはたくさんあるし、初期設定がいつでも一番いい設定とは限らない。読む人のことを考えて、もう少し読みやすい書類を、そして伝えたいことがより簡単に伝わる書類を作りたいなーと思い始めた人にぜひ手に取ってもらいたい1冊です。
私が誰かにエクセルのこと聞かれた時は、いつもまずこの本をめくって該当ページを探し、
「ここに書いてあるから読んでみて。わからなかったら私に画面見せてください。」と言っています。