190720 ★BOOKレビュー 男の子って、どうしてこうなの?―まっとうに育つ九つのポイント
男の子って、どうしてこうなの?―まっとうに育つ九つのポイント
- 作者: スティーヴ・ビダルフ,菅靖彦
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 単行本
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随分昔に読んだ本ですが、私には非常に参考になったのでご紹介させていただきます。
男性・女性それぞれ、脳・身体の作り自体が異なる部分について、詳しく説明されています。 私はこの本を読んで、夫の行動が少し理解できるようになりました。
(人間の男性と女性は、オラウータンとチンパンジーくらい差があるという人もいるし。)
この本のメインテーマは下記の通り。
男の子は「ステージ」によって最も頼りになるアドバイザーが異なる。
6歳まで→ 母親
14歳まで→ 父親
14歳以上→ モデルとなる先輩男子
(もちろん、すべてのステージにおいて、両親の愛情・助けが必要なのは言うまでもありませんが。。。)
この14歳以上の「モデルとなる先輩男子」を見つけるのが、最近ではとても大変だとか?昔なら、親戚の誰かや、師弟制度など割と容易に「兄貴分」を見つけられたようです。
「サザエさん」でいうなら、
カツオにとっての「マスオさん」や「ノリスケさん」ってところでしょうか?
マスオさん早稲田出身だし、ノリスケさんは出版社勤務の編集者(エディター)ですから♪
落語家さんで、師匠と兄弟子っているじゃないですか?
師匠と違った目でアドバイスしてあげられる「兄弟子」も「モデルとなる先輩男子」にあてはまると私は理解しています。
うちの子の場合は、中学の時は学校の先生や塾の先生に何か相談することがあったようです。高校になってからは、クラブの先輩がいいロールモデルになって下さいました。
私に男兄弟はいなかったし、いとこもほとんど女の子。
(遠くに男の子のいとこがいたけど、ほとんど会うことがなかった。)
そのせいか、男の子特有の意味不明な行動・突発的な行動を理解できないことが多かったです。
子どもが高3になった今はだいぶわかるようになりました。
というか全部理解しなくてもよい、とわかったという感じ?
脳みその作りが違うんですから、理解できないこともあると割り切って。。。
女同士だと、わかりすぎて、ややこしいこともありそうだけど(笑)
余談ですが、
異性の兄弟がいる方が、配偶者をよく理解できるので、結婚生活が上手く行くそうです。生態を知っている分、あまり期待しないってことかでしょうか?
うちは、夫は男2人の次男、私が女二人の長女なので、条件にあてはまりません。
実家の父は、男性の割に綺麗好きでキッチリした性格なので、結婚当初はもうオドロキの連続でした。
なんとか20年が過ぎました。
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)
- 作者: ジョングレイ,John Gray,大島渚
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ,藤井留美
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 文庫
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